熊取の永山病院は地域医療のプロフェッショナルとして日々の医療に当たっております。
永山病院は急性期、地域包括ケア、医療療養と治療を目的とした施設であり、りんくう永山病院は、回復期、地域包括、医療療養と在宅復帰を支援する施設として医療の住み分けを行い患者さまの選択肢を少しでも多くご提供できるよう努めてまいります。
高齢者ができる限り住み慣れた地域、ご家族とともに療養しながら生活を送ることができ、身近な人に囲まれて入院や在宅での最期をむかえる患者さまを支援していく体制がとても重要と考えております。
当院は地域密着型病院として今までにない医療サービスを向上し実現、専門分野の機能性、質を十分に発揮できる病院として地域の方にもっと永山病院を、知っていただき貢献できるよう務めてまいります。
平成30年4月より永山病院の院長になりました、高橋 均です。救急医として永山病院に赴任して12年が経ちましたが、今回、病院長という大役を仰せつかり、責任の重さに身の引き締まる思いです。
私は医師を志し、生まれ育った郷里の医聖「華岡青洲」に憧れ、和歌山県立医科大学へ進みました。青洲は「内外合一・活物窮理」という医学信念・理論を信条とし、和歌山県紀の川市の山村で「世界で初めて経口全身麻酔下に乳癌摘出術」を1804年に成功させました。和歌山県の片田舎が日本の医学界の中心となったのは誠に驚くべきことです。
永山病院は開設者の永山一郎医師が私の母校の大先輩であり、病院の基本理念を掲げた「昼夜を問わず今すぐに―信頼される地域医療を目指します―」という信条は青洲が述べた「内外合一」に繋がることと存じます。
私は卒業後、近畿大学医学部附属病院で臨床医の道に進み、「内外合一・活物窮理」「昼夜を問わず今すぐに」「信頼される地域医療を目指します」を研修目標に救急医学の道を選びました。
現在の医療は、一人の名医で行えるものではなく、多職種からなるチーム医療が必須です。地域住民の皆様や職員の方々からも、信頼される医療を提供できるよう患者さまを含めたチーム医療を実践していく所存です。当院は地域包括ケア(住み慣れた地域で、自分らしい生活を可能な限り送り続けることを支援する体制)をさらに推し進めるべく、りんくう永山病院を平成29年11月に立ち上げました。初代院長に就任した、前病院長の永山孝一医師ともども、地域医療に必要不可欠な救急医療・急性期医療・地域包括ケア・慢性期医療・介護・福祉サービスの提供を継続していく所存です。
これからも地域住民の方々に安心して熊取町で暮らし続けて頂けるよう、現在行っています永山病院での医療を住民の皆様方と共同で、医師独断でなく多職種からなるチーム医療をプロフェッショナルとして行っていきたく思います。
今後も、基幹病院や開業されています地域の諸先生方と密なる連絡を取りながら、患者さまの医の倫理に基づく、安心・安全で質の高い医療を、十分なインフォームドコンセントのもと、プロフェッショナルとして私どもが提供できるよう努力・精進を続けていく所存です。
皆様方のご理解とご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
社会医療法人三和会 永山病院院長 高橋 均
名 称 | 社会医療法人三和会 永山病院 |
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開設者 | 理事長 永山 光紀 |
管理者 | 院 長 高橋 均 |
所在地 | 〒590-0406 大阪府泉南郡熊取町大久保東1丁目1-10 |
電話番号 | 072-453-1122 |
一般病棟 本館 2階 本館 3階 東館 3階 |
104床 53床(内科病棟) 51床(外科・整形外科病棟) 44床(地域包括ケア病棟) |
回復期リハビリテーション病棟 | |
東館 1階 | 26床 |
療養病棟 | |
東館 2階 | 56床 |
内科 消化器内科 循環器内科 糖尿病内科 腎臓内科(人工透析) 呼吸器内科 神経内科 心療内科 |
外科 整形外科 脳神経外科 消化器外科 乳腺外科 泌尿器科 リウマチ科 リハビリテーション科 眼科 救急科 麻酔科 精神科 |
指定・認定施設 |
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学会認定施設 |
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施設基準 | 一般病棟入院基本料1(7対1入院基本料)(療養環境加算) 地域包括ケア病棟 療養病棟入院基本料1(20対1)(療養病棟療養環境加算1,2) 開放型病院共同指導料 地域連携診療計画退院時指導料(Ⅰ)【南泉州大腿骨頚部骨折連携】 がん治療連携指導料 薬剤管理指導料 検体検査管理加算(Ⅰ)(Ⅱ) CT撮影及びMRI撮影 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ) 運動器リハビリテーション(Ⅰ) 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ) 透析液水質確保加算 ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 医科点数表第2章第10部手術の通則の5及び6に掲げる手術 麻酔管理料(Ⅰ) 救急医療管理加算 診療録管理体制加算 医師事務作業補助体制加算(50対1) 急性期看護補助体制加算1(50対1) 栄養管理実施加算 褥瘡患者管理加算 慢性期病棟等退院時調整加算(2) 救急搬送患者地域連携受入加算 入院時食事療養費(Ⅰ)(適時適温加算) |
急性期病院としての医療について、市民の皆様に情報公開することで当院の特徴や現在の地域でのあり方について、より理解を深めて頂くことを目的としています。
平均在院日数の考え方 | 初回の入院開始日から最終的な退院日までとする |
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患者数の考え方 | 一連の入院を1カウントとし集計 (一般病棟とそれ以外の病棟を組み合わせた入院も一連であれば一入院とする) |
年齢の考え方 | 初回の入院開始時点のものとする |