熊取の永山病院は地域医療のプロフェッショナルとして日々の医療に当たっております。
「患者様・地域社会への貢献」
我々は患者様・地域社会に貢献できるリハビリテーション医療を目指します。
同じ病気や疾患でも患者様によって目標(想い)は様々です。
「患者ファースト」を掲げ、患者様が再び住み慣れた地域でその人らしい生活を過ごせるように、1人1人の想いに寄り添い、患者様とともにチーム医療で日々のリハビリテーションに励んでいます。
寄り添うリハビリ
同じ病気や疾患でも患者さまによって目標(想い)は様々です。「患者ファースト」を掲げ、1人1人の想いに寄り添うリハビリテーションを実施しています。
岩橋 孝弥 | ||
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八幡 隆昭 | <非常勤> |
令和6年4月1日現在で理学療法士17名、作業療法士8名、言語聴覚士3名、助手3名となっております。今後も更に各療法士の増員を計画しております。
当リハビリテーション部は「担当制」となっております。来院される曜日と時間は担当者とご相談ください。
※ご注意
【1】定期的に(労災・事故で受診されている場合は医師の指示通りに)主治医(整形・内科・外科・脳外科などのリハビリ指示を受けた医師)の診察を必ず受けて下さい。
【2】リハビリ治療日の変更・取り消しは事前にご連絡下さい。
脳血管疾患等リハビリテーションⅡ料・廃用症候群リハビリテーション料・運動器リハビリテーション料・呼吸器疾患リハビリテーション料の すべてに基準Ⅰを取得しており、整形外科での年間300例の手術実績をはじめとし、 各診療科からの依頼に積極的にリハビリテーションを行っています。
急性期の治療が終了し、身体状況の安定に伴い、専従のリハビリスタッフをはじめ、医師、看護師、ソーシャルワーカーがチームで患者様の在宅復帰を目指します。
患者様の病気や障害に休みはありません。回復期リハビリテーション病棟では患者様に合わせて365日切れ目ないリハビリテーションを積極的に提供します。
急性期での治療後専従リハビリスタッフを中心に、医師、看護師、ソーシャルワーカーと協力して、在宅や介護施設への復帰をスムーズに行えるようにリハビリテーションを行っています。
教育への関わりでは近隣の専門学校、大学より年間9校16名の実習生の受け入れを行い、 後進の育成に積極的に取り組んでおります。(現在は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の実習生を受け入れています。)
リハビリテーション部は和歌山県立医科大学よりリハビリテーション医が非常勤医師として勤務しています。内科疾患の患者さま中心にリハビリテーションに必要な指示を詳細に指導していただいています。
さらに整形外科医、脳外科医共に日本リハビリテーション医学会臨床認定医を取得された常勤医が勤務に携わっており、十分な情報の提供と指示をいただいています。
当院では質の高いリハビリテーションが提供できるように、整形外科回診にセラピストが参加し、 常に情報の共有が行える体制を整備しています。
セラピストにとってはリハビリテーションに精通した医師との連携が密に取れ、 各診療科の詳細情報を含め知識の向上ができる環境が整っております。
在籍スタッフ取得資格一覧
三学会合同呼吸療法認定士、日本糖尿病療養指導士、転倒予防指導士、骨粗鬆症マネージャー、臨床実習指導者、認知症ケア専門士、認知症キャラバンメイト、介護支援専門員、園芸療法士、認定理学療法士、認定作業療法士(順不同)
糖尿病への取り組み
日本糖尿病療養指導士を取得したスタッフが医師・看護師・薬剤師とともに1年を通じて糖尿病教室を開催し運動療法の指導を行っています。また当院患者会で年2回行う「歩こう会」にスタッフとして参加し、地域住民との交流・地域への還元に努めています。
熊取町一般介護予防事業施策への参加
熊取町の一般介護予防事業の施策委員として通所型C、訪問C、地域ケア会議等にも積極的に参加しています。
熊取町認知症施策への参加
熊取町の認知症事業である認知症初期集中支援チームのチーム員として地域活動にも積極的に参加しています。
運動器機能予備調査への参加
小学校を中心に医師会や教育委員会と協力し、医師が行う運動器検診の予備調査として、当院の理学療法士が運動器の評価に携わっています。
骨粗鬆症リエゾンサービスへの取り組み
骨粗鬆症マネージャー取得者が入院・外来共に骨粗鬆症のリスクがある患者さまに対して啓発や院内勉強会等を行っています。
転倒予防指導士の資格を取得した理学療法士を中心に転倒予防活動に取り組んでいます。
院内で転倒予防ラウンドを実施し、転倒・転落について検討し、その内容を全職員に発信することで院内での情報共有に取り組んでいます。また患者さまとその家族さま向けに「転倒予防新聞」を発行することで、院内での活動内容の周知を図っています。
症例検討会の1ヶ月前から抄録を提出し、先輩セラピストが指導を行いより精度の高い抄録作成に取り組み、 発表まで継続的な指導体制をとっています。
発表では全職種のセラピストが参加し完成度の高い症例検討会を行っております。
セラピストの基本である症例検討を通して、先輩後輩が共に自己研鑽し、患者さまによりよいリハビリテーションサービスが提供できる環境づくりに取り組んでいます。
また若手セラピストが中心となり定期的に部内勉強会を開催しています。各自がテーマを決めて発表する場を設けており、情報共有や自己研鑽に努めています。
年間平均100回余りの研修会に参加し、泉州地域を中心として開催される、研修会・勉強会では当院のセラピストが運営にも携わり、積極的に近隣施設スタッフとの情報交換を行い、地域での連携の強化にも努めています。
また近年は症例発表や研究発表を諸学会にて発表し、日々研鑽に努めています。