永山病院は急性期、地域包括ケア、医療療養と治療を目的とした施設であり、りんくう永山病院は、回復期、地域包括、医療療養と在宅復帰を支援する施設として医療の住み分けを行い患者さまの選択肢を少しでも多くご提供できるよう努めてまいります。
高齢者ができる限り住み慣れた地域、ご家族とともに療養しながら生活を送ることができ、身近な人に囲まれて入院や在宅での最期をむかえる患者さまを支援していく体制がとても重要と考えております。

当院は地域密着型病院として今までにない医療サービスを向上し実現、専門分野の機能性、質を十分に発揮できる病院として地域の方にもっと永山病院を、知っていただき貢献できるよう務めてまいります。

開設以来永山病院は、泉州地域の人々に信頼される急性期医療とご自宅に戻れない高齢患者様を中心とした慢性期医療の提供に努めてまいりました。

最近の医療は高齢化社会や医療制度の変革に伴い、単一の医療機関で医療が完結するのではなく「地域包括ケア」の概念のもと、急性期・回復期・慢性期・維持期といった役割分担を各病院単位で担う時代になっています。
その中で永山病院は、築30年以上を経過した慢性期病院の老朽化という課題に、急性期患者様の社会復帰を目指すための地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、療養病棟を合わせ持つ新病院として、平成29年11月にりんくう永山病院を開院いたしました。

「りんくうタウン駅」に直結した新病院は、デイルームから関西国際空港を望み商業施設と海に囲まれ、日中は賑やかで夜は閑静な環境にあります。
病床数は120床で、内訳は地域包括ケア病棟40床、回復期リハビリテーション病棟40床、療養病棟40床となっています。
リハビリ室は213平米の広さを有し、大きな窓からは優しい陽が入る明るいリハ室で、在宅に向けてゆったりとリハビリが行えるようになっています。
このような素晴らしい環境の中で快適な入院生活をしていただけるよう、チーム医療を推進し患者様がその人らしく過ごせるよう医療・介護のサービスを提供していく所存であります。

これからも、皆様方のご理解とご支援のほどよろしくお願いいたします。

院長　永山　孝一